Môko Kobayashi Exhibition『 種の旅 〜 Circulation 〜 』

このたびギャラリードゥポワソンでは、Môko Kobayashiによる個展『 種の旅 ~ Circulation ~ 』を開催いたします。
 フランスでオートクチュール刺繍の技術を習得し、伝統技法の一つである『crochet de luneville(クロッシェ・ド・リュネビル)』と呼ばれるかぎ針を使用した技法を用いて独創的なアクセサリーを展開するMôko Kobayashi。
「会話のきっかけ」をコンセプトにした遊び心のあるモチーフの世界観と、それを際立たせるヴィンテージビーズの豊かな色彩と美しい手仕事が多くの人を魅了し続けています。

今回の新作としては“生命のサイクル”をテーマにした新たなシリーズがお目見えします。
色々なものの力を借りて種を運ぼうとする植物たちの世界。風や水によって運ばれるもの、鳥に食べられて運ばれるもの、動物の体にくっついて運ばれるもの・・・。
自然界の神秘的とも言える循環がMôko Kobayashiならではの解釈で表現されています。
さらに、ナツメやサンザシ、サフラン、バニラといったスパイスとして身近な植物のモチーフも登場。名前を聞くだけで良い香りが立ち上ってきそうな花たちや、ヒレンジャクなどのカラフルな鳥たち。モチーフの細やかなグラデーションやシックな色合いがヴィンテージビーズでひと針ひと針表現されています。ところどころにパールやスワロフスキーがアクセントに用いられ、ホリデーシーズンにぴったりの華やかさです。

本展では、新作のブローチやピアスが約35点発表されます。お手持ちの吹き出しピンなどと合わせても楽しい作品を、お手に取ってご覧いただける貴重な機会となります。

皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

〈来店のご予約について〉
初めの二日間(12月10日、11日)はご予約制となります。
ご予約はこちらのフォームよりお申し込みくださいますようお願い申し上げます。
予約開始:11月29日(火)正午から

*一部の作品は、ONLINEからもご購入いただけます。
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/ja
(販売開始:12月14日(水)正午から)


Môko Kobayashi Exhibition『 種の旅 ~ Circulation ~ 』
2022年12月10日(土)~ 12月25日(日)12:00 – 18:00
月曜休廊
 
会場
gallery deux poissons
東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
Tel. 03-5795-0451
 
作家在廊日(予定)
12月10日(土)12:00 ~ 18:00
12月11日(日)12:00 ~ 16:00
12月16日(金)12:00 ~ 16:00
12月22日(木)12:00 ~ 16:00
12月24日(土)15:00 ~ 18:00 →変更後 14:00 ~ 17:00
 
*在廊日時は変更となる可能性がございますので、最新の情報はHPやSNS、もしくはギャラリーに直接お問い合わせください。


Môko Kobayashi / 小林 モー子

アパレルメーカーのパタンナーを経て2004 年に渡仏。Ecole Lesage broderie d’art にてオートクチュール刺繍を学びディプロム取得、パリを拠点に刺繍活動を開始、画家大月雄二郎氏とのコラボレーション作品や、アクセサリー等の刺繍作品を制作。2010 年から日本へ拠点を移し、刺繍アクセサリーの制作、オートクチュール刺繍教室を主に maison des perles として活動を始める。フランスオートクチュール刺繍の世界において古くから伝わる伝統技術の一つ、 crochet de luneville(クロッシェ・ド・リュネビル)と呼ばれるかぎ針を使用したテクニックを中心に様々な刺繍活動を行う。
2018年『Au Fil des Perles メゾン・デ・ペルルの刺繍』(主婦と生活社)出版。近年の展覧会に、横須賀美術館企画展 『糸で描く物語 刺繍と、絵と、ファッションと。』(2021年)他、多数。また多くのクライアントとのコラボレーションも数多く行なう。

Exhibition Index