Mari Kobayashi Exhibition 『 Traces of Individuality 』

このたびギャラリードゥポワソンでは初めてのご紹介となる作家、小林茉莉による個展『Traces of Individuality』を開催いたします。

「Traces of Individuality」brooch / silver, gold, driftwood, enamel, stainless steel

昨年、彫金分野において東京藝術大学大学院を修了した小林茉莉は、在学中から安宅賞(2019年)や平山郁夫賞(2018年)を受賞するなど、その卓越した才能に注目が集まる新進気鋭の作家です。
これまで「装飾する」をテーマに制作を展開してきたという小林の修了制作におけるコンセプトは、“個性の痕跡”を装飾すること。一連の作品シリーズ『Traces of Individuality』は、流木ひとつひとつの個性を生かし、それらの生きてきた時間の記憶や流れてきた歴史の痕跡を想像し、レース編みのような模様などそれぞれに合った装飾をシルバーやゴールド、七宝などを用いて施したもの。それを、ジュエリーとして作品化することで、一度役目を終えたものに新たな価値を吹き込んでいます。

「Traces of Individuality」brooch / silver, stainless steel

金属や七宝の素材が織り成す白から銀色への淡いグラデーションに、流木のグレイッシュでマットな質感の組み合わせが美しい『Traces of Individuality』。ところどころに施された金彩がアクセントに。
有機的な流木の形状と、緻密な手仕事による装飾との対比に小林独自の感性が見られます。
また、流木が経てきた年月と作家の表現という現在とが交錯することで、静謐でありながら思わずはっとするような存在感のある作品となっています。

「Traces of Individuality」brooch / silver, gold, driftwood, enamel, stainless steel
左から「enfold『leaf』」brooch / silver, platinum, enamel, stainless steel、「enfold『ring』」ring / silver, gold, enamel、「enfold『spoon』」brooch / silver, gold, enamel, stainless steel

そのほか、リーフパターンのリングやピアス、有線七宝で繊細な模様が描かれたスプーンをモチーフとしたブローチなど約35点の作品が発表されます。
一点一点丁寧に作り込まれたジュエリーにはミュージアムピースのような美しさがあり、身につけても眺めていてもお楽しみいただけます。どうぞこの機会にご高覧ください。

皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

*会期中一部の作品は、ONLINEからもご購入いただけます。
(販売開始:2月15日(水)15時から)
ONLINE SHOP はこちら


Mari Kobayashi Exhibition 『 Traces of Individuality 』
2022年 2月11日(土)~ 2月26日(日)12:00 – 18:00
月曜休廊
 
会場
gallery deux poissons
東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
Tel. 03-5795-0451

作家在廊日(予定)
2/11(土) 12:00 – 18:00
2/12(日) 12:00 – 18:00
2/14(火) 12:00 – 18:00 *追加
2/16(木) 14:00 – 18:00 *追加
2/18(土) 12:00 – 18:00
2/19(日) 12:00 – 18:00
2/25(土) 12:00 – 18:00
2/26(日) 12:00 – 18:00

*在廊日時は変更となる可能性がございますので、最新の情報はSNS、もしくはギャラリーに直接お問い合わせください。


Mari Kobayashi / 小林 茉莉

1996年埼玉県生まれ。2020年、東京藝術大学美術学部工芸科卒業。2022年、東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻彫金分野修了。                                     
在学中より、平山郁夫賞(2018)、安宅賞(2019)を受賞、また、東京藝術大学卒業制作/大学美術館買い上げ賞(2020)、東京藝術大学修了制作/メトロ文化財団賞(2022)を受けるなど、その作品はすでに多方面で高く評価されている。

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