JIRO KAMATA Exhibition 『 HOLON 』

JIRO KAMATA Exhibition 『 HOLON 』

ギャラリードゥポワソンでは JIRO KAMATA 個展 HOLON を開催いたします。

ミュンヘン在住のジュエリー作家 JIRO KAMATA は、従来のジュエリー素材とは異なる素材を用い、 その素材の性質を、ジュエリーという範疇に収めて、新たな視点による価値観を創出します。

かつて、見るための道具であったレンズや鏡は、様々な記憶を内包しているように思えます。 JIRO KAMATAの手により、世界を見る側から、見られる側へと転換したレンズは、 光の現象を纏い、操るように自らの存在を主張します。 環境や、身に付ける人の動きによって、表情を変え続ける新感覚のジュエリー、是非体験していただきたいです。

本展では新作Holonの指輪、ブローチ、ペンダント、イヤリングを中心に、JIRO KAMATAの精鋭なコレクションを展示いたします。

どうぞこの機会に、会場にてご高覧ください。

『HOLON』の作品の一部をONLINEでご紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/en/items?subcategory_id=958

<HOLONについて>

HOLONとは古代ギリシャ語で、全体を意味しています。

アニメ、Ghost in the Shellに多大な影響を与えたArthur Koestlerの哲学書、 The Ghost in the MachineのなかでHOLONとは全体と部分が同時に存在する概念として提唱されました。

2008年、古いカメラのレンズを使用したジュエリーMomentopiaを発表し、 その後様々なマテリアルを使用し作品を作り続けてきたJIRO KAMATA。 ジュエリーとリフレクションという古典的なテーマをベースにしながらも、 光と色という不変の要素を毎回異なった角度から追求してきました。

そしてこの新作HOLONでは12年前に使用したカメラレンズというマテリアルと、 過去20年間の作品群を見直した時に再認識した個々の要素が全て線で繋がり、一つの新たな作品として生まれました。

HOLONでは個々のレンズに様々な色のPVDコーティングを施しています。 凸レンズと凸レンズの形状を通して、レンズ側面にカラーコーティングされた鏡面がお互いに反射し合い、 レンズに独特な奥行きと3Dホログラム効果を生み出しています。 そしてこのジュエリーを身につけることによって、常に変化する光の色彩を楽しむことができます。

HOLONは一つの作品であると同時に、今まで制作してきた20年間の作品要素が全て詰まっているとも言えます。 これらのレンズは私たちの現実を映し出すだけでなく、私たちの認識を変えてくれるかもしれません。

JIRO KAMATA Exhibition 『 HOLON 』
2021年4月23日(金) – 5月9日(日) 12:00-19:00
2021年4月23日(金) – 5月23日(日) 12:00-19:00 *会期延長となりました。

月曜日休廊

会場 
gallery deux poissons
東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
tel. 03-5795-0451


JIRO KAMATA / 鎌田 治朗

1978年生まれ。1998年に山梨県立宝石美術専門学校を卒業後、98-99年フォルツハイム造形大学ジュエリー科に学ぶ。 2000-06年ミュンヘン国立造形美術大学にてオットー・クンツリに師事、2006年にマイスターシューラーを取得、修了。 2009年よりミュンヘン国立造形美術大学ジュエリー科で助教を務めた。 非伝統的な素材をジュエリーに昇華し、視点の変換がもたらす価値観の鮮やかな覆りを限りなくエレガントに、ミニマルな形で表現する。 その独自の感性から創出される作品は、日本、海外において高い存在感を放っている。 ミュンヘンを拠点とし、オランダやヨーロッパを中心に各国で精力的に展覧会を行い、新作を発表している。 作品は、ドイツ、 オランダ、アメリカ、台湾の美術館のパブリックコレクションなどに所蔵されている。

JIRO KAMATA HP / Curriculum Vita

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