Atsuko Ito Exhibition ‘ LIFE ’
2018年 12月7日(金)ー 12月25日(火)
2018年 12月7日(金)ー 12月25日(火)
ギャラリードゥポワソンでは、ジュエリー作家・伊藤敦子の個展‘LIFE’を開催いたします。
溶かす、炙る、削る、打つ、そして編む。作業のプロセスの中で生成する色や線、質感やかたち。伊藤は、偶然やハプニングも含めてできるだけ無為に、生まれてきたものを身につけるものへと変換させていきます。制作の道に進もうと思ったきっかけは、読んでいた哲学書の中で魅かれていった”純粋経験”という言葉、いつかこれを身をもって知れるように、制作をはじめることでその答えを見つけようとしました。その後itoatsukoとして活動を始め、身につけてはじめて完成するジュエリーの制作を始めました。
“身につけること自体を生成のプロセスと捉えると、その働きは日を重ねて日常にも宿る。” 制作の瞬間に発せられている空気は、ジュエリーとともに身に纏う人によって、醸成されたり差し引かれたりさまざまに変容して、生成されていくものといえます。今回は、シルバーを溶かした石つぶてのような塊に糸を沿わせ、躍動する動きを失わせないようにしつつ、深く差し込んだり幾度も編み返す事によって、銀と柔和したジュエリーとしてのかたちが自ずとできあがりました。新作のほか、近年制作しているものを含めた約80点が並びます。この機会に会場にてご高覧ください。
Atsuko Ito / 伊藤 敦子
25歳でフィレンツェに渡り、金属工芸家BinoBIni氏の主催するscuola Internazionale Delle Arti Dei Metalliで彫金を学び、帰国後ジュエリー作家に師事。1990年代より公募展へ出品をし始め、シルバーに古い樹皮、朽ちた鉄など異なる素材を交錯させたジュエリーや、自然の生成するようなジュエリー、線の錯綜するジュエリーなど自身の腑に落ちるところの色かたちをその都度作ってきた。
現在は特に制作のプロセスから出現する様々な現象に寄り添うことで独自のジュエリーを具現化している。
1993 THE ART OF JEWELLRY /世田谷美術館
1994,95,98 Takaoka Craft Exhibition
2003 Asahi Genndai Craft Exhibition
2011 ITAMI INTERNATIONAL CONTEMPORARY JEWELLERY EXHIBITION/伊丹市立工芸センター
2012 JAPAN JEWELLERY ART COMPETITION/上野の森美術館,伊丹工芸センター
作家在廊日
12/ 7 (金) 12:00 – 20:00
12/ 8 (土) ・15 (土) ・ 16 (日) ・ 22 (土) ・ 23 (日) 13:00 – 18:00
Atsuko Ito Exhibition ‘ LIFE ’
2018年 12月7日(金)ー 12月25日(火)
< 24日(月)特別営業 >
12:00 - 20:00 ( 月曜定休 )
Atsuko Ito Exhibition ‘ LIFE ’
2018年 12月7日(金)ー 12月25日(火)
< 24日(月)特別営業 >
12:00 - 20:00 ( 月曜定休 )