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2015年10月23日(金) - 11月8日(日)  12:00-20:00 (月曜日休廊)
THE BIG FIVE - ミュンヘン美術院で学んだ作家たち-




ギャラリードゥポワソンでは、『THE BIG FIVE―ミュンヘン美術院で学んだ作家たち―』を開催いたします。
コンテンポラリー・ジュエリー界の巨匠であるオットー・クンツリ氏に師事した5人の新星を紹介する、オットー自身がキュレーションをした企画展です。
タイトルのビッグファイブとは、アフリカのサファリに生息する、ゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バファローの象徴的な動物たちのことを指します。
かつて白人たちがハンティングを楽しんでいた時代の名残で、大きな獲物としてのベストファイブを意味します。
池山晃広、アレクサンダー・ブランク、フローリアン・ヴァイクスバーガー、ジュンウォン・ジュン、メラニー・イスファディンクというジュエリー界の
ビックファイブの作品を通して多様なコンテンポラリージュエリーの世界をお楽しみください。


ミュンヘン美術院(Akademie der Bildenden Kunste Munchen)
ドイツの最も古い、また最も重要な美術院の一つである。1808年にバイエルン王国のマクシミリアン1世によって設立された。
2005年に新しい建物が建築設計事務所コープ・ヒンメルブラウによって建てられた。多数の優れたジュエラーが卒業生であり、
コンテンポラリージュエリー界を牽引する存在となっている。また、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、アルフォンス・ミュシャなどの著名な画家も多数輩出している。


出品作家:
Akihiro Ikeyama(池山 晃広)
Alexander Blank (アレクサンダー・ブランク)
Florian Weichsberger(フローリアン・ヴァイクスバーガー)
Junwon Jung (ジュンウォン・ジュン)
Melanie Isverding (メラニー・イスファディンク)


◎オープニングレセプション:10月23日(金)18:30-21:00
出展作家と、彼らの師であるオットー・クンツリ氏を招いて、レセプションパーティーを開催いたします。ドイツワインとプレッツェルをご用意して皆さまをお迎えいたします。
ギャラリーの常設展でも、コレクションの中からミュンヘン美術院出身の作家作品を展示しておりますので併せてご覧ください。


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出展作家 プロフィール


Akihiro Ikeyama(池山 晃広)
2008年 〜2013年 ミュンヘン美術院にて、オットークンツリに師事。 酪農家の家に生まれ、生き物を身近に感じ生活してきたことから、主に鹿や牛の角などの動物を作品の素材やテーマとして用いる事で、改めて生まれ育った町の自然や牛との生活に関心を持ち想いを寄せるようになる。ジュエリーの作家活動の他に酪農業を兼業しており、自身の農場でとった角を使ってジュエリーを制作している。
物を作るだけではなく、自然や動物をもっと知り共に寄り添い生きる事を創作のテーマとしたいと考えている。

Alexander Blank (アレクサンダー・ブランク)
2004年 〜2010年 ミュンヘン美術院にて、オットークンツリに師事。寓話や漫画を使用してのアプローチを好み、「Momento Juniori」シリーズではワーナーブラザーズの有名なキャラクターをモチーフにジュエリーを制作。硬質で石膏のように滑らかで、可愛く少し不気味なそれらは、キャラクターたちの頭蓋骨である。髑髏や骨など、「死」をテーマとしたジュエリ―の表現は古くからあるがブランクを通して表現されたキャラクターのジュエリーたちは、私たちが大人になるという理由だけで子供の頃の欲望を放棄する必要は無いと思い出させてくれる。

Florian Weichsberger(フローリアン・ヴァイクスバーガー)
2002年 〜2008年 ミュンヘン美術院にて、オットークンツリに師事。多くのシリーズでプラスチック、ゴム、ポリウレタンなどの人工的な素材を使用し、よくジュエリ―に用いられるハートやダイヤモンドなどの古典的なシンボルを組み合わせ、自身の哲学によって新しく再構築されたシンボリックなジュエリ―を生み出す。多様性のある一見ポップに見えるモチーフにも皮肉めいた意味合いが込められ、ダークな側面が垣間見える。

Junwon Jung (ジュンウォン・ジュン)
2010年 〜2015年 ミュンヘン美術院にて、オットークンツリに師事。 幾何学的でシンプルな作品は、ジュエリ―にとって不可欠な機能部分を隠し、空間に配置されたときには完璧なオブジェのように見える。着用者によって一部分を持ち上げ留具などの機能が見えてくると、それは身に着けられるジュエリーであったことがわかる。オブジェは人が身に着けるという行為によってジュエリーになる。ジュンウォンの作品は、オブジェとジュエリ―の間の境界上にあるものとして存在する。

Melanie Isverding (メラニー・イスファディンク)
2005年 〜2012年 ミュンヘン美術院にて、オットークンツリに師事。 メラニーの重要なコレクションである『Cavea』と名付けられた「土牢」という意味を持つシリーズはまるで工業製品のように無機質で幾何学的な規則性を持つ多面体で構成されている。
エナメル質の磨き上げられた表面と、砕かれた鉱物の輝く粒子によって光を帯びて、その構造と対称的なエレガントさを併せ持つジュエリーへと昇華されている。観る者によって昆虫であったり、宇宙船であったりを思い起こさせ、一層興味を刺激する。






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